八戸うみねこマラソン全国大会とは
デーリー東北新聞社と(一財)青森陸上競技協会、八戸市陸上競技協会が主催する「八戸うみねこマラソン全国大会」は例年5月に館鼻岸壁 特設会場(青森県八戸市新湊3丁目)を発着点とするコースで開催しています。
北奥羽地方の春の風物詩として定着しており、毎年全国各地の市民ランナーが集い、「走るあなたが主役です!」をテーマに健脚を競い合っている大会です。
公益財団法人日本陸上競技連盟の公認大会となり、種目は日本陸上競技連盟公認コースのハーフマラソン(21.0975キロ)と10キロのほか、5キロ、3キロがあり、男女別、年齢区分による23部門です。
ハーフ種目では、通称「うみねこライン」を通り、白浜海水浴場を折り返す潮騒コースを走ります。表彰は各部門8位まで。
完走者にはゴール後に着順・タイムを記録した完走証を発行します。
日本ハーフマラソンランキングとハーフマラソンチャレンジカップに加盟しています。
「チェコ共和国杯・人見絹枝賞」は、【3キロ年齢制限・タイム・着順なし】を除く22部門のうち当日に抽選で選んだ部門の優勝者に贈呈します。
※日本陸連公認大会となるため、ハーフと10キロの記録が日本陸連公式記録となります。
公認されるためには、事前に各都道府県の陸上競技協会に競技者登録をする必要があります。
日本人女性初の五輪メダリスト 人見絹枝さん
- 岡山県出身(1907~31年)。28(昭和3)年のアムステルダム五輪の陸上女子800メートルで銀メダルを獲得。
- 30(昭和5)年、現在のチェコ共和国の首都プラハで開かれた国際大会で大活躍したことから、現地に記念碑が建立された。
- マネジャーを務めた八戸市出身の故・藤村テフさんが人見さんの遺志を受け、同市の本覚寺に遺骨を分骨。これが縁でチェコと八戸市の民間レベルでの交流が始まり、駐日チェコ大使館の承諾を得て、第38回八戸うみねこマラソン全国大会でチェコ共和国杯・人見絹枝賞が創設された。